No.407

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東日本大震災の復興道路として国が整備中の三陸沿岸道路で3月6日、全長1344mの気仙沼湾横断橋を含む気仙沼港―唐桑半島インターチェンジ間(7.3km)が開通する。岩手県でも昨年12月に田野畑北―普代間が開通(写真上)、年内に全線開通を見込む
フォーカス
 コロナ対応、知事の戦いぶり点検
冨山和彦の直言
 ポストコロナ禍 地方創生は民間主導へ
グローカルインタビュー
 ベンチャー型事業承継代表理事
 山野 千枝氏
霞が関 底流伏流(財務省)
 財政規律はどこへ 予算膨張にあらがえず
地域共生社会への課題 浅川 澄一氏
 コロナ禍で少子化急ピッチ
特集 防災・復興 ハードからソフトへ
     コロナ禍で災害の複合化・広域化に備え
2万2000人を超す死者・行方不明者を出した2011年3月11日の東日本大震災から10年。その後も毎年のように地震や台風・ 豪雨などの自然災害が頻発し、甚大な被害が出ている。今後30年以内に南海トラフ地震や首都直下地震などの大規模災害が 起こる可能性は高く、折からの新型コロナウイルスの感染拡大は複合災害や広域災害の危険性も警告している。震災や 風水害、感染症を教訓に、地域は住民の命を守るためにどう備えるべきか。各地の取り組みを探った。