No.399

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昨年10月の台風19号による千曲川の氾濫で被害が特に大きかったのが長野市の長沼地区。同市長沼支所の建物と、隣接する体育館は今も損壊したままだ。支所の前には、災害からの再起を呼び掛ける大きな横断幕が掲げられている
グローカルインタビュー
 山梨県知事 長崎 幸太郎氏
フォーカス 樫原 弘志氏
 環境省、動物愛護管理に数値規制
リポート
 介護・高齢化対応度調査から㊦
霞が関 底流伏流(厚生労働省)
 地方でもテレワークが拡大
議長に聞く
 茨城県取手市議会議長 斎藤 久代氏
特集 地名から読み解く災害リスク
     由来や旧地名の調査・発信、行政など推進
全国各地で近年、甚大な被害をもたらす自然災害が相次ぐなか、地名との関係に注目が集まっている。地名には過去の災害を知らせるなんらかのヒントが込められていると考える人は少なくない。行政の間でも防災に向けた啓発に活用する例が出始めた。居住場所の地形を把握し、ハザードマップ(災害予測地図)に基づいて行動するのが災害時の基本だが、開発などで地形が変わっている場所も多い。中小河川ではハザードマップ未作成のところもある。古地図などから土地の本来の姿を知ると同時に、地名の由来や旧地名を調べてみることは未来の災害に対する備えになる可能性がある。