No.360

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史跡長岡宮跡ではAR(拡張現実)を活用し、コンピューターグラフィックスの画像と合体したイメージをタブレットで眺めることができる
フォーカス
 アンテナショップに3つの新潮流
地域論壇 山本 清氏
 地方公会計の活用と課題
グローカルインタビュー
 長野県飯田市長 牧野 光朗氏
地方移住の現実と課題 清泉 亮氏
 大分「村八分訴訟」が示す集落の気質
地方創生の旗手
 NPO法人はちぷろ代表理事 西仲 鎌司氏
特集図書館・博物館、デジタル化の試練
     AR・アーカイブ・電子書籍の活用探る
図書館、博物館、公民館などの社会教育施設がデジタル化への対応で活路を見いだそうとしている。パソコンやインターネットの普及でデジタル情報の利用者が増える中、AR(拡張現実)・アーカイブ(記録庫)・電子書籍などは、蔵書や収蔵品の利用価値を高めるツールと期待される。限られた人員と予算で運営する現場にとっても、学習・研修の機会を増やし、サービス・機能を向上する好機となりうる。ただ、そのためにはコンテンツの充実や、施設全体でどのようなサービスを提供するかという全体像を踏まえたシステム設計が欠かせない。各施設での取り組みの実情と課題を追ってみた。