第6回　アジアの未来

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ＣＥＯの国際感覚が重要――鄭・韓国未来産業社長

　韓国のベンチャー企業、未来産業の鄭文述社長は９日午後、都内のホテルで開いた第６回国際交流会議「アジアの未来」（日本経済新聞社主催）に出席し、米店頭市場（ナスダック）に上場した経緯を語りながら「世界を回って最高経営責任者（ＣＥＯ）の義務を感じた」との体験談を語った。鄭社長本人は元来、企業の情報開示に消極的だったが、情報技術（ＩＴ）関連のビジネスを進め、各国の経営者との交流を深めるうちに「自分の誤りに率直に気付くようになった」という。今後、企業がグローバルにビジネスを進める上では世界各国の経営者が共通認識を持つ必要性に触れ、「ＣＥＯの国際感覚が必要」と語った。