|
多数の聴衆が詰めかけた国際交流会議「アジアの未来」 |
第6回国際交流会議「アジアの未来」は初日の8日、急速に進展する経済のグローバル化について活発な議論を展開した。ロバート・スカラピーノ・カリフォルニア大学バークレー校・東アジア研究所名誉教授は「アジアの多国間の交流、協力が深まっている」と述べ、アジア危機を契機に連携を探る動きが活発化していることを指摘した。中台関係について議論があったほか、中国の世界貿易機関(WTO)加盟に関して「開放政策は新段階にきた」「抜本的なシステム改革が必要」などの意見が相次ぎ、中国が経済グローバル化の試練に立っているとの認識で一致した。
|