No.472

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世界アルツハイマー月間の9月、各地で啓発イベントがあった。東京都町田市は地元の鶴川サナトリウム病院と、認知症の人を正しく理解してもらう企画展を開いた。スタッフの看護師は実際にはないものが見える幻視という認知症の人が見ている世界をパネルで解説した。認知症の人と家族の会東京都支部は同月中旬、都内で脳科学者の恩蔵絢子氏の講演会を開催した
第2特集
 周南公立大、小規模校でトップ
 大学の地域貢献度調査 地域の外貨獲得を
 支援
ニュース&インサイド
 全国に広がる行政実務者採用
グローカルインタビュー
 ヘラルボニー社長 松田 崇弥氏
フォーカス 
 地方放送局、厳しさ増す経営環境
地方自治を考える 編集委員 谷 隆徳
 リコールと個人情報保護
特集  認知症、共生社会で受け入れ
     本誌調査 大都市の7割超が独自に実践講座
認知症の人が、尊厳と希望を持って暮らせる街づくりが盛んだ。正しい知識で理解する「認知症サポーター」の養成講座を開く自治体は、啓発だけでなく当事者や家族を手助けする実践編の独自講座を設けており、2023年8月に実施した本誌調査では、大都市では7割を超えた。高齢者だけでなく65歳未満で発症する人もいる。6月に成立した「基本法」も共生社会での受け入れを後押しする。