No.397

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石川県小松市は、認知症の当事者や家族を地域ぐるみで支援している。調剤薬局や護事業者などが「こまつ認知症ほっとけんステーション」として、啓発活動や初期相談にあたっている
グローカルインタビュー
 全国公立文化施設協会会長 日枝 久氏
ニュース&インサイド
 菅内閣、規制改革で地域活性化
新連載 ウィズコロナ時代の自治体戦略
小石 勝朗氏

 兵庫県加古川市・特別定額給付金
 の管理システム
キーパーソン
 中小企業庁経営支援部商業課長
 青木 朋人氏
自治体財政改善のヒント 鈴木 文彦氏
 指定管理者を点検・評価する視点
特集 全国市区 第3回 介護・高齢化対応度調査
     小松(石川)が首位、社会参加がカギ
高齢化が加速する中で、地方自治体は高まる医療・介護などの需要にどう応えているのか。本誌は介護保険の保険者でもある全国の815市区を対象に、第3回介護・高齢化対応度調査を実施した。市区の回答を点数化してランキングした結果、1位は75歳以上の後期高齢者の健康促進に力を入れる小松市(石川県)で、板橋区(東京都)、荒川区(同)が続いた。利用者のケアプラン点検など要介護者・要支援者向けの保険サービスは強化されつつあるが、予防や社会参加により高齢者の自立した生活を支援する事業はなお途上にあることもわかった。上位の市区をルポするとともに、寄せられた回答から介護や高齢化対策の現状を探った。