No.389

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「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(SST)」は東京ドーム4個分の敷地に約560戸の住宅、商業施設などがあり、3月末時点で約2100人が居住する。(Fujisawa SST協議会提供)
フォーカス
 市区町村別の合計特殊出生率
グローカルインタビュー
 社会保障審議会介護給付費分科会長
 田中 滋氏
冨山和彦の直言
 コロナショックを生き残り
 抜本的改革の好機とせよ
観光の事業システム 高橋 一夫氏
 差別化を生み出すビジネスモデル
地域共生社会への課題 浅川 澄一氏
 終末期の自由な生活「ホスピス」
特集 スマートシティーの整備本格化
     IoT、AIを活用し、Society 5.0を先行実現
全国の自治体で「スマートシティー」を整備する動きが本格化している。ビッグデータや情報通信技術(ICT)、あらゆるモノがインターネットにつながるIoT、人工知能(AI)などの最先端技術を活用し、「交通」「エネルギー」「健康・医療」などの地域課題を分野横断的に解決する新しいまちづくりだ。国は未来社会「Society 5.0」の先行的な実現と位置付け、関係省庁が一体となって自治体や企業の取り組みを支援。本誌調査ではスマートシティー事業を「実施」「検討」と回答した自治体が1月末で500団体を超えた。一方、膨大なデータを扱うスマートシティーの運営では情報の適切な管理・保護が不可欠。住民ニーズの的確な把握とともに、取り組みの成否を左右しそうだ。