No.388

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神戸市は3月1日、JR三ノ宮駅前にマイナンバーカードの申請窓口を開設し、「マイナポイント」をPR(新型コロナ感染拡大で現在は休止中、神戸市提供)
フォーカス
 公立病院の再編統合、国が名指し
グローカルインタビュー
 新潟県長岡市長 磯田 達伸氏
霞が関 底流伏流(財務省)
 コロナ対応の交付金
 自治体の要求拡大を懸念
グローバルリポート
 ニューヨークの新型コロナウイルス対応
進まない社会保障改革 山中 光茂氏
 コロナ禍で大事な介護環境整備
特集 マイナンバー もっと生かせ
     コロナ禍で社会基盤の期待高まる
国内の全住民に12桁の番号を割り振るマイナンバー制度が2020年度、普及へ正念場を迎える。制度開始から5年目に入っても、マイナンバーカードの普及率は16%にとどまる。政府は9月、マイナンバーによる消費活性化策「マイナポイント」を開始。21年3月から健康保険証に利用して、23年3月末には「ほとんどの住民が保有」という目標を掲げる。折からの新型コロナウイルスの感染拡大で、マイナンバーを国民の暮らしを守る社会インフラにしようという機運も高まった。ただ、行政の情報連携、民間の利用は進んでおらず、自治体の負担も重いなど課題は山積している。