No.377

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青森県弘前市は、外国人などにも表示内容が伝わるよう道案内の標識に「やさしい日本語」を使っている
第2特集
 台風災害 自治体の備え後手に
  避難計画作り、弱者保護に課題
リポート
 大学調査から(下)
事業承継と地方再生 後藤 俊夫氏
 零細企業こそ必要な「強み」
グローカルインタビュー
 札幌市長 秋元 克広氏
スポーツタウンへまちづくり 小石 勝朗氏
 栃木県佐野市・クリケット
特集外国人に「やさしい日本語」
    自治体、円滑な業務へ伝え方改革
必要な時に必要な情報をわかりやすく伝える――海外からの観光客や働き手などが増えてくると、こんな当たり前のことを実行するのは大変である。そのためのツールとして注目されるのがやさしい日本語だ。台風などの災害時の対応や日常生活のサポート、観光でのコミュニケーションと応用範囲は広い。わざわざ外国語を使わなくても、情報を伝えることが可能になるやさしい日本語の全体像と特徴を示すとともに、自治体でどのように活用されているのかを紹介する。