No.361

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岡山県倉敷市の真備町は18年の西日本豪雨で甚大な被害が出た。同市の仮設住宅には19年1月末時点で、なお598人が住んでいる
フォーカス
 「縄文」で地域を活性化
特別寄稿 橋下 徹氏
 統一地方選目前、実現可能な公約とは
グローカルインタビュー
 会計検査院長 小林 麻理氏
地域ブランド戦略 殿村 美樹氏 新連載
 一引き、二運、三器量
議長に聞く
 和歌山県北山村議会議長 久保 学氏
特集2019年度都道府県予算 2.4%増
     五輪・W杯、災害対策に手厚く
本誌が47都道府県の2019年度予算を調査・集計したところ、知事選のため骨格・暫定予算となった11道県を除く36都府県の一般会計の総額は約41兆5000億円で、18年度に比べて2.4%増と3年ぶりにプラスとなった。2020年夏の東京五輪・パラリンピックや19年秋のラグビーワールドカップ(W杯)開催準備や関連事業へ各自治体は予算を重点的に配分。18年夏の西日本豪雨で大きな被害を受けた広島、岡山両県などは早期の復旧・再建のために投資的経費を増やした。企業収益の改善による法人2税(法人事業税、法人住民税)の伸び、10月の消費税引き上げに伴う地方消費税の増加を見込み、8割超の31都府県が予算規模を拡大した。