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No.325 

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北海道・十勝で肉用牛と乳牛の両方を飼育する西上加納農場は、大型の搾乳施設を持つ
フォーカス
シェアエコノミーは地域に根付くか
リポート  
久慈市議会の災害対応
長内 紳悟氏

グローカルインタビュー 
公会計協議会会長 梶川 融氏
議長に聞く
愛知県犬山市議会議長
ビアンキ・アンソニー氏

藤原和博の教育談議
図書館を学校改革の「出島」に
特集巨大ファームが迫る農業の変革
          高級和牛も生産性重視へ
 政府が農業競争力強化プログラムを策定してまもなく1年。農政改革は実行段階に移ってきた。和牛ブームで国際的にも関心が高まっている畜産の現場では、酪農を中心にメガファーム(巨大農場)が続々と登場。資材価格の値下げを求め、流通のあり方に変革を迫っている。農畜産物の競争力を決定づける育種・改良では、高級和牛も生産性を重視し官民が腕を競う時代になった。コメなどの主要作物では種子安定供給を目的とした種子法が廃止され、外資を含む民間企業と自治体の共同開発に弾みがつく可能性が出てきた。実質的な議論を先送りしていた卸売市場改革も、政府の規制改革推進会議が議論を再開。生産者の手取りを増やす流通・加工の構造改革の目玉として注目が集まっている。コメの生産調整(減反)は2018年に廃止され、EUとの経済連携協定(EPA)で安い乳製品などの流入も見込まれる。日本の農業はどこへ向かうのか、最前線を追う。