介入観測で円乱高下NY市場156円台、「円安傾向続く」
【ニューヨーク=斉藤雄太】29日の日本政府・日銀による為替介入の観測を受け、同日のニューヨーク外国為替市場では対ドルの円相場が不安定な動きを続けた。瞬間的に1円50銭ほど円高・ドル安が進む場面もあり、29日夕は1ドル=156円程度で推移した。米市場では介入があったとしても日米金利差の縮小が当面見通せず、円安傾向は続くとの見方が出ている。 円相場は日本時間の29日午前10時30分ごろに1ドル=16…
ファーストリテイリングは2030年度をめどに、全世界の管理職に占める外国人の割合を8割に引き上げる。執行役員の外国人比率も4割にする。アジアなどの大学との連携で管理職候補となる人材の新卒、中途の採用を増やす。海外展開を進めている日本企業でも管理職の外国人比率はまだ低い。グローバルな視点を持つ幹部人材の獲得競争が広がる。 富士フイルムホールディングスや日立製作所などが役員や管理職層に外国人を登用し…
セブン&アイ・ホールディングス株の上値が重い。アクティビスト（物言う株主）が不採算事業として分離を求めていた祖業イトーヨーカ堂について上場を検討する方針を打ち出したが、実現性に疑問符が拭えない。伸び代のあるコンビニエンスストアに集中して資本効率の向上につなげようとするものの、以前のような期待はしにくい。気の早い投資家は次の改革の可能性に食指を動かしている。 「高い成長を求めるコンビニ事業が思った…
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