内閣府が16日発表した1〜3月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が前期比0.5%減、年率換算で2.0%減だった。2四半期ぶりのマイナス成長となった。 QUICKが事前にまとめた民間予測の中心値の年率1.5%減を下回った。個人消費が前期比0.7%減、輸出が5.0%減と振るわなかった。…
【ワシントン=高見浩輔】米労働省が15日発表した4月の消費者物価指数(CPI)はここ数カ月続いていたサプライズの上振れが起きず、久々に市場予想通りの結果となった。物価の過熱感の後退を映しており、米連邦準備理事会(FRB)の9月利下げに向けて一歩前進と受け止める市場参加者が多い。 「FRBはすぐに利下げを開始する必要がある」。米モルガン・スタンレーのエレン・ゼントナー氏はCPIを受け、9月利下げシ…
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