ロイター
【ファサーノ(イタリア南部)=大越匡洋】主要7カ国首脳会議(G7サミット)が13日、イタリア南部プーリア州で始まる。ウクライナ支援をはじめ世界の課題について、11月の米大統領選挙の前にG7が結束を示す最後の機会となる。バイデン米大統領と競うトランプ前大統領の影と、先進国と新興国の経済力逆転が連携を促す。 「第1はウクライナや中東などの危機。第2は急速に変化する世界への対処であり、そのルールを敵対…
日銀による金融正常化が第2段階に入る。長期国債の買い入れ額を減らす検討に入るのは、追加利上げよりもハードルが低い上に円安抑止に一定の効果が期待できるとみているためだ。マイナス金利政策を解除して「金利ある世界」の入り口に立った日銀は、円安もにらみながら「量」の面でも正常化に踏み出すことになる。 日銀の保有資産は2001年の量的緩和開始以降、増加傾向が続き、13年の異次元緩和の開始に伴って増加ペース…
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