No.481

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新型コロナ禍で激減していたインバウンド(訪日外国人)観光客が戻ってきた。観光庁によると2023年の外国人延べ宿泊者数は1億1434万人泊(22年比492.8%増)で19年比1.1%減に戻った。
東京・築地の場外市場は外国人でごった返す
グローカルインタビュー
 LIFULL創業者・会長 井上 高志氏
フォーカス 
 官民協力で耕す都市型農園
リポート
 自治体が「証拠に基づく政策形成」推進
地域をデータで可視化する 田鹿倫基氏 
注目記事

 目標値が実数ではなく率なら批判的にみる
水インフラの危機 菊池 明敏氏
  水道・下水道収入減少の一途
特集  2024年度都道府県予算、6年ぶりマイナス
   コロナ収束、政策的経費増で積極型に
47都道府県の2024年度予算案を本誌が調査・分析したところ、知事選を控え骨格予算となった石川、熊本県を除く45都道府県の一般会計の合計は約55兆7532億円で、23年度当初予算に比べて3.2%減となった。新型コロナウイルス感染症対策に関連する予算が減ったため、6年ぶりの前年度割れとなった。ただ景気回復基調などを受けて13都県で税収が過去最高となった。地方税収は法人2税(法人事業税、法人住民税)を中心に0.8%増と伸びた。各自治体では物価高騰対策や民間企業の賃上げ支援など政策的な事業にかける経費を積み増した積極型の予算が目立った。