No.478 

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不登校の対策は各地で進んでいる。とりわけ成果を上げているのが、授業や校則を見直して、子どもが通いやすい学校をつくる動きだ。不登校の発生が減った例もある。岐阜県美濃市の小学校では児童の意見を反映し、休み時間を延ばすなどした
グローカルインタビュー 
 WEリーグチェア 高田春奈氏 
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 専門職・会計年度任用職員の不足
巨大災害を縮災する―相転移化を防ぐには 河田惠昭氏 
 能登半島地震から学ぶべきこと
特集  不登校30万人、「多様化学校」受け皿に
     本誌調査 数年で2倍の約50校へ
各地の自治体が不登校対策を急いでいる。学校に通っていない子どもが全国で約30万人にまで増加していることを受け、授業時間などをより自由に設定する「学びの多様化学校」の新設を検討する自治体が増えている。本誌調査では、新たに24の自治体・団体が設置に向け動いていることがわかった。数年以内には同様の学校が現在から倍増し、50校弱になる見通しだ。オンライン学習を円滑に進めるため、ロボットやICT(情報通信技術)を活用する施策も増えた。子どもの学びを守るため、新しい教育の形を模索している。