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会場から
 フィリピンの“代表団”、総勢ズラリ240人

 今回の会議で目立ったのが、240人を超すフィリピンの“代表団”。講演したエストラダ大統領には、シアゾン外相、エスピリトゥ蔵相、パルド貿易産業相ら閣僚が8人も同行しており「閣議が開けるほど」(関係者)の陣容。政府関係者や報道関係者も多数同行した。

 閣僚らは、来日を機に「新宮沢構想」など通貨・金融危機の影響を受けた同国への支援策をめぐって日本政府関係者と話し合ったほか、日本の企業経営者らと懇談し、フィリピンへの投資を呼びかけた。費やした時間とお金に見合う効果があったかどうかについて、ある閣僚は「手ごたえはあった」と笑みを浮かべた。一行はこの後、韓国へと向かう予定で、投資誘致などを目指し自国を売り込む旅を続ける。

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