日経アジア賞、2氏1団体を表彰

表彰式に臨む(左から)キム・ジョンオク氏、アブドル・アジズ氏、ニイ・ルンフォン氏=3日午前、都内のホテル
 日本経済新聞社は1998年6月3日、都内で第3回「日経アジア賞」の表彰式を開いた。受賞者は中国の地方の軍需企業を最大手の家電メーカーに育てた倪潤峰(ニイ・ルンフォン)・四川長虹電子集団公司董事長兼総経理、天然ゴムの研究開発で実績をあげたマレーシアゴム研究所(団体表彰、代表者アブドル・アジズ・マレーシアゴム局専務理事)、韓国の現代演劇のレベル向上と普及に尽力したキム・ジョンオク氏の2氏1団体。鶴田卓彦本社社長が各氏・団体に賞状と副賞の300万円を贈った。

 表彰式で鶴田社長は最近のアジア情勢を踏まえ「こういう時代にあって今回の受賞者の業績は私たちにとって励みになる」とあいさつした。レセプションでは劇団四季代表の浅利慶太氏が乾杯の音頭を取った。


受賞者の記念講演

 第3回「日経アジア賞」(日本経済新聞社主催)を受賞した倪潤峰(ニイ・ルンフォン)四川長虹電子集団公司董事長(経済発展部門)、演出家のキム・ジョンオク氏(文化部門)と、マレーシアゴム研究所(技術開発部門、代表者アブドル・アジズ・マレーシアゴム局専務理事)の2氏1団体は3日の表彰式で受賞記念講演を行った。主な内容は次の通り。

倪潤峰(ニイ・ルンフォン)氏

マレーシアゴム研究所

キム・ジョンオク氏



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