2016.06.02 企業ブランド測定システムを電通と開発

日本経済新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡田直敏、以下「日経」)は電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直)と共同で、企業のブランド価値を測るシステムを開発しました。企業別に消費者が持つイメージを分析し、好感度や株式の購入意欲などとの相関関係を明らかにします。日経と電通は企業に分析結果や競合他社との比較などを分かりやすく示し、企業価値を高めるための効果的な提案をします。

企業ごとにブランド価値を解析した「日経コーポレート・バリュー・レポート(CVR)」を作成します。日経が年から毎年実施している「日経企業イメージ調査」の結果を分析します。外部への販売も検討します。

「先進性」「存在感」「安定感」「優秀性」「技術開発力」の5項目のイメージ因子の中でどれが強いかを調べ、それが企業経営で重視される「好感度」「株式の購入意欲」「就職意向」の3指標にどのように作用しているかを明らかにします。競合他社との比較や、合併の前後でイメージがどう変化したかもグラフで提示できます。自社や競合他社の情報発信を時系列で把握できる仕組みも設けました。日経に掲載された自社の記事内容のテキスト解析も提供します。一連の分析を通じて、社会への情報発信を通じたあるべき企業コミュニケーション活動の方向性を探ります。