Case Study 導入企業の実例紹介

お役立ち情報を全て見る

リモートワーク下で
英語スピーキング力を伸ばす
安河内哲也氏

日本経済新聞社

リモートワーク下で英語スピーキング力を伸ばすにはどうしたらよいか――。英語スピーキング指導で国内屈指の論客であるカリスマ英語講師の安河内哲也氏の発言を、2020年に日本経済新聞が開催したウエブセミナー「リモートワーク時代の英語研修を考えよう」(7月)と、「若手の英語スピーキング力を驚くほど伸ばす研修プログラムとは」(10月)から抜粋してお届けします。

社員の英語スピーキング力の向上や、英語スピーキングテストVERSANTの効果的な使い方のヒントが盛り込まれています。

〇若手社員の学習意欲を高めるための工夫やアドバイスをお願いします。

日本人はみんなまじめで、完璧にできなきゃいけないと思い込んでいる人が多いのです。私たち日本人ですから、どんなに頑張ってもネイティブみたいに話せない。とくに会社員のみなさんは、自分の仕事があるわけですから。片手間で英語を勉強して完璧に話せるようにならないわけですよ。取引先のインド人もアラブ人もめちゃくちゃな英語でやっているわけだから、まあこの程度でいいという目標設定をしてもらいたいです。

VERSANTなら50点か、40点か。TOEICのスピーキングテストなら120点とか、目標設定して取り組む。不完全な英語でもいいです。すぐ、格調が高い英語とかいうじゃないですか日本人は。格調が高い英語、文法が正しい英語、助動詞の使い分けとか、そんなレベルまで片手間でやっていくことは無理でしょう。目標設定が高くなっているから、英語がきらいになるのではという気がします。

私は30年間毎日勉強し、5年間毎日オンライン英会話をやっていますが、ノンネイティブ丸出しの英語です。いろんなノンネイティブと話して経験を積み、「ああ、世界ってこうなっているのだな」ということを一人でも多くの人に、社員のみなさんに理解してもらう。オンラインでも毎日やらなくていいですよ。毎日なら5000円かもしれないですけど、週に1回だったら500円で済むかもしれません。週に1回でもオンラインで世界とつながり場数を踏んでもらう。そしてスピーキングの目標に向かい走ってもらう。そうすればやる気もでてくるだろうと私は思います。

VERSANTはどのような場面で役立つ英語力を測るのでしょうか。

VERSANTの採点は文章構文が30%、語彙が20%、流暢さ30%、発音が20%の比重です。流暢と発音を足した50%がペラペラ度。VERSANTは瞬発力とか、ひとつひとつの文の正しさ、語彙のレンジをAIが判定するテストです。これは大変貴重ですね。VERSANTのすばらしいところは、簡単に終わってすぐ結果が分かり、あとは20点から80点のスコアレンジで、社員全員のペラペラ度をぱっと並べることができる。ただ問題を解決する能力であるとか、論理的なプレゼンをする能力とかはわからない。1つのテストにすべてを期待するのはおかしいので、テストの特性として理解すべきです。

人事担当の方は、ご自分でスピーキングテストを受けてみて、この説明を聞けば、よくわかります。VERSANTは一般的な英語の使用領域をはかるのに対し、TOEICのスピーキングテストはどちらかというとビジネス英語ですね。

〇ビジネスで求められる英語力を身に付けるための具体的な方法について教えて下さい。

対人スキルまでパッケージで測れる、そんな夢のようなテストはこの世の中に存在しないです。ビジネスで使うスピーキング力の、一番ベースの、発話する力が試せるのがスピーキングテスト。ビジネスというのは対人スキルが重要だと思いますが、どうすればこれが身につくかというと残念ながら経験以外にはなかなかないと思います。

バーチャルな経験をさまざまな研修を通じて積んでいくのか、あとは実際に、オンライン英会話でビジネスのロールプレイなんかを何度も何度もやって、積み重ねてできるようにしていくなど。いろいろなことができると思います。実際にロールプレイなりビジネスをしていくという経験値イコール、ビジネスで使える英語力です。そこはテストに過剰な期待をしないことが重要だと思います。

〇英語スピーキング力を高める学習についてアドバイスして頂けるとしたら、どのようなものでしょうか。

「ノンネイティブの先生から多くを学べる」

英語のスピーキング力を伸ばす学習はオンライン英会話一択です。安いし、毎日話せるようになってきました。ノンネイティブでセルビアの人とかフィリピンの人とかが講師をやっているものもあれば、ネイティブがやっているものもあります。

ノンネイティブが教えるメリットとデメリット、ネイティブが教えるメリットとデメリットを理解したうえで活用することが大事だと思います。ノンネイティブの方というのは、多言語国家である場合が多いのです。第二言語として英語を小学生くらいから習得しているわけですよね。母語があって二番目の言語を体系的に習得しているので、どういうふうにすればできるかがよくわかるわけですよ。初中級者はノンネイティブ。上級者はネイティブというのがざっくりした区分けですよね。ぜひオンライン英会話も平等に比較して自分に向いたものをやればいいと思います。オンライン英会話をやったうえで何かをやってください。

「英語の大リーガーなんて無理。私だって草野球選手だ!」

日本人が英語を学習する時の目標は、誰もが、野球の初級者までもが、大リーガーになろうとしているようなものです。だから、恥ずかしくて試合に出られないまま人生が終わってしまう。そういう人が本当に多いのです。いいじゃないですか。草野球選手だって。

私だって草野球レベルですよ。ちょっとうまい草野球の選手。私もアメリカのNPOの理事とかやっていますが、なにも困らないですよ。草野球の英語で十分。みんな草野球英語ですから。インド人とかアラブの人とかも、そうです。だいたいアメリカのNPOとか、会社とかに行っても、そのboard of directorsがみんなネイティブということはあまりないですものね。

安河内2 .png

※20分で受験が終わり、5分後には結果がわかる英語テスト「VERSANT SPEAKING TEST」を無料で先着10名様にお試しいただけます。

英語テスト「VERSANT SPEAKING TEST」ご希望の方はこちら

日経の法人向けソリューションを
もっと詳しく

資料請求はこちら 無料トライアルはこちら