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1210 LissN英語塾
オンラインセミナー
Q&A

日本経済新聞社

日本経済新聞社は20201210日、日経電子版などの注目ニュースを英語で毎日配信する「LissN」ユーザーの皆様を対象にした特別オンラインセミナーを開催しました。

ビジネス英語の指導者として長く活躍されるデイビッド・セイン先生と、TOEIC人気講師の天満嗣雄先生に登壇して頂きました。250人を超える応募があり、当日も含めて数多くの質問を頂きました。

今回はQ&Aセッションのパートの抜粋をご紹介します。

講師紹介

AtoZ主宰 デイビッド・セイン氏

米国生まれ。米国で証券会社勤務後に来日、30年にわたり英語指導者のほか、翻訳・通訳など多岐にわたり活躍。豊富な英語教授経験を活かし、数多くの英語関係書籍を執筆。累計400万部を超える。「ビジネス英語手帳 使えるフレーズ1800」(アスク出版)などビジネス英語関連はもちろん、最近では「魔法の英語脳トレ」(インテリンゴ)シリーズも好評。

TOEIC英語講師 天満嗣雄 氏

中学・高校時代にNHKラジオの語学番組で英語を学び、神戸大学ESSを経て英会話学校に就職。学校運営・レッスン、および講師研修を担当。企業派遣講師を経てプロセス英語会を開設。専門学校や企業でも教える。アルク「English Journal Online」でコラム「ニュースで学ぶ英語と世界」を配信中。日経LissNの記事を解説している。そのほか、音声アプリVoicy日経LissNチャネルのパーソナリティも務める。

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(天満)

同じようなニュースを聞き続けると、音などが身につく !

ぱっと考えるだけでも語彙力が大切です。単語を知らなかったら聞き取れないですよね。それから文法力も重要ですよね。文がどういう構造になっているのかがわからないと単語の意味も変わってくるわけですよね。どういう働きでその単語が使われているかによって、意味が変わってくる。その前の入り口のところで、音が聞き取れなければ当然ダメなので、その3つの要素は絶対必要です。

自分の興味のある文から広げていくのが語彙力を高めていく手がかりとしてはいいかと思います。同じようなニュースをずっと聞き続けると同じような表現・単語が何度も出てきますから、それを身に着けていくことが良いと思います。

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また、音に関しては、真似してみることを少し意識していただけるといいですね。たとえばadvertisingです。「アドバタイジング」と思っていると、だいぶ違う響きに聞こえますよね。「d」の後半部分というのは聞こえないのです。意識して物まねで練習するといいと思います。

文法に関しては、ある程度テキストがあったほうがやりやすいと思います。LissNはテキストがあるので、どういう構造になっているのかというのを確認したうえで聞きこむ、あるいは音読して口慣らしをするというようなことをするといいでしょう。

(セイン)

ニュースを聞きながら相槌を打つのは効果的

LissNが良いのは、音とテキストが両方参考にできることですね。今まで自分がこの単語の発音はこれだと思っていたのが、いろいろ直したりできるかなと思います。どういう意味だろうと悩みながら、日本語にしてみながら聴いている方が多いのではないでしょうか。

実をいうと、こういうリスニングとか、リーディングも、会話みたいなものです。テキストを読むのは書いた人との会話。長い文章を聴くのも、会話だと思います。聴きながら英語の相槌をうったりするのも、やってみると面白いですよ。

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例えば、Oh, I see! Oh, really? Oh, okay. Oh, got it!みたいな感じです。相槌を打ちながら、 100%理解していなくても、会話っぽくなると、本当に新鮮に頭の中に入ってくるかなと思いますね。

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(天満)

セイン先生がおっしゃったように、アウトプットの機会を増やすというのがまず大事です。オンライン英会話もいいのですけど、時間を合わせないといけないし、多少なりとも費用が掛かりますよね。自分で何か思いついたものを英語で表現してみようという癖をつけていくだけでも、全然違ってくると思います。

(セイン)

自分の口から出ないと、それが分かっているかということも理解できないと思います。本当だったら外国人に英語で説明して、その反応をみたいという気持ちではないでしょうか。また、自分の英語が、合っているのか悩むと思うんですけど、悩むことがすごく大事ですよね。悩んでいるとどこかで近い表現に出会うと、「ああ、これだな」というのがピンとくる。自分が思った通りだとか、思ったのと違うというのに、気付いていきます。合っていても、合っていなくても、自分のものになると思います。ぜひ、独り言練習をしてみてください。

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(天満)

完璧目指さず、継続こそ力

まずは、完璧を目指さないということ。スピードを落としたりしてくれているにしても、ニュースなので、語彙力もけっこう高めのものが使われていますから、最初は難しいです。だから少しでも理解できたら自分を認めてあげる、誉めてあげるということがまずひとつ大事です。

それと、続けることも大切です。何回かやっているうちに聞こえてくるし、繰り返しやる。

先ほどお話ししたように、同じような表現が何回も使われるので、いろんな文脈で同じ表現に出会うと、この表現はこんな守備範囲だよねというのが分かってきます。

それを最初から完璧に100%理解するまで次に行かないというアプローチをとってしまうと、学習の機会が減ってしまうので遠回りになるかと思います。自分に甘く、頻度は維持するというのがヒントになると思います。

文の構造が難しいのであれば、高校の時に使っていた文法書を引っ張り出してきて、もしお持ちでなければ評判のいいものを本屋さんで見ていただいて、というのはできるでしょう。Voicyでは私が今日やったようなことを、ちょこちょこやっています。文の構造について話をしているときもあるので、合わせて使ってみてください。

(セイン)

自分が理解できないと、自分は勉強不足だとか、自分を責めたりすることがあるかもしれません。ただ、続ければ確実に身につく。ちょっと難しいなと思って、自分に合っているレベルのものに切り替える場合もあるかもしれませんが、結果としては、自然な英語のレベルで進めるほうが絶対早いです。ちょっと辛くても続ければどんどん楽になっていくはずです。ぜひ頑張ってください。

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(セイン)
CNNとかすごく速い場合もありますよね。わたしでもアナウンスによって聴きやすいというのもあります。どうしてもCNNとかBBCを理解しようと思うと、一人のアナウンサーとか一つの種類の記事を集中してやるのがいいかと思いますけど、実際には難しいですよね。

(天満)

YouTubeのクリップで何度も聴く

CNNとかBBCはたぶんLissNの倍くらいのスピードで、かなり速いと思います。YouTubeに上がっているクリップなどを使うのも一つの方法ですね。どうしても一回聴いただけで勝負しないといけないとなると、聞き逃してしまうこともありますし。はっきり聞き取れなかったというのを確認する方法もないし。YouTubeであれば自分が納得するまで繰り返し見たり聞いたりできるので、一つの方法かと思います。ビデオによったらクローズキャプションで字幕が出るものもあるかと思うので。


「英語の歌とか、ネイティブの人なら聞き取れるのでしょうか?」


(セイン)
英語の歌でネイティブでもわからないのはいっぱいありますよ。全然意味が分からないというのもあります。聞きやすいのから聞くといいのでは。ビートルズとかカーペンターズとか。あのへんがいいと思いますね。歌が聞けないから耳がだめだなと思わないでください。
(天満)
日本語ネイティブの私が聞き取れない日本語の歌もいっぱいありますよ。それこそ桑田佳祐さんから始まって最近の歌はかなり面白い歌い方をしているのもあるし、めちゃめちゃ早口なのもあるし。ビートルズも多分聞けていないと思います。

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(天満)

聴くニュース本数は決めず、ゼロをやめよう

決めないほうがいいと思います。ある程度ゆとりを持たせておいたほうがいいのではないでしょうか。全て同じように処理する必要はないので、気になるニュース、自分の興味のある分野のニュースは完全に理解するまで何回も聴きこもうとか、聴いた後もスクリプトを確認して、しっかりわかるようにしようとか、学習素材として使えばいいと思います。

人それぞれに興味がないニュースがあるじゃないですか。全て同じように、徹底的にやりこむと苦痛になってくると、一切しない、ゼロの日が出てきてしまいがち。ゼロの日を作ってしまうのはすごくもったいないです。とりあえずやる。興味のあるものとか、これは勉強したい表現があったとか、引っかかるものがあれば、それを深めてやってみる感じがいいのではないかと思います。

(セイン)

面白い記事を見つける

私もそう思いますね。子供もそうだけど、大人も自分の興味のないことを勉強するとなると、実際にはやっているかもしれないけれど、脳がoffになったりしている。

「あ、これ面白いな」とか興味のある内容で勉強するのがすごく大事です。LissNはいろんなトピックがカバーされているので、自分にとって興味がある記事がたくさんみつかると思います。あまり興味がない記事は聞き流す程度でいい。「あ、これは面白い」という記事をたくさん聞いたりするといいかなと思いますね。

また、時間があったら、日記を作ったりするのもいいと思います。こういう記事について書き込んだりする。書くことはゆっくりしゃべるのと同じようなものなので、書いてまとめるのも面白いと思います。

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(天満)

気にしなくていいと思います。自分の耳で少しでも近づいていれば、それでいいと思います。繰り返していくとだんだん敏感になってきます。最初から急に劇的な変化はないかもしれませんが、自分でモニターできる範囲で近づけていけばいいので、心配しなくて大丈夫と思います。

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(セイン)

単語のリストを暗記するのはあまり効果的でない気がしますが、ひとつ提案としては、普通の紙の辞書で単語を調べて、覚えた単語に〇を付けるのはいい勉強かと思います。

電子辞書よりいいのかなという気がします。調べる間は悩んでいるのですよね、これはどういう意味だろうと。その間に頭にインプットされているのではないでしょうか。それで〇を付けると、次に紙の辞書を見たとき「この前のLissNの記事でこれについて学んだな」というのが出てきます。辞書の例文を読むのもすごくいいと思います。単語帳じゃないのですが、マイディクショナリーを使うのもいいかなと思いますね。(悩むことは)大事ですね。

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