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特別企画「日経グループの話題本」
内定者・若手中堅社員にもお薦め

日経グループ

コロナ禍が収束せず、年末年始の休みはゆっくり本でも読んで過ごそうと考えている方もおられるのではないでしょうか。

今回は私ども日本経済新聞・法人ソリューション本部サイトの特別企画として、日経グループの書籍などを販売するNIKKEI SHOP(日本経済新聞社東京本社2階)で2020年に話題になった本について、担当編集者などのひとことをご紹介します。店頭でのロングセラー一覧も掲載しました。

内定者・若手中堅社員にお薦めの一冊を選ぶときに、ご自分の読書に、ご参考としていただければ幸いです。

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◎FACTFULNESS(ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド=日経BP)

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『ファクトフルネス』が取り上げているのは、世界の貧困、医療、人口、教育など骨太な内容です。ところが、著者たちは「チンパンジークイズ」と呼ぶ3択の質問を出したり、わかりやすいグラフをもとに説明したりとサービス精神旺盛で、わかりやすいと好評です。

このクイズで大勢の人たちが間違う理由は、知識不足ではなくネガティブに物をとらえたり、焦ったりしがちな人間の10の本能によるものだと解説。これらの本能を抑えて正しく世界を見るには、データを基に判断することが必要だと説明します。

実は著者のハンス・ロスリング氏は感染症の専門家であり、エボラ出血熱の治療などでアフリカに滞在した経験があります。感染症がまん延すると、いつも以上にこの本能が刺激され、パニックにつながります。著者が教えるファクトを基に考える習慣=ファクトフルネスは、コロナ禍でも希望を持ち、冷静に過ごす術を教えてくれます。

◎「春秋」うちあけ話(大島三緒=日経BP 日本経済新聞出版本部)

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朝日新聞「天声人語」、毎日新聞「余録」、読売新聞「編集手帳」、産経新聞「産経抄」、東京新聞「筆洗」......。そして日経新聞は「春秋」。毎朝届く朝刊で最初に目にする記事という方も多いと思います。

 本書ではまず、この1面コラムは100年以上前から存在し、地方紙、業界紙に至るまで新聞には不可欠であり、正岡子規や藤沢周平も書いていた歴史を紹介します。共通しているのは、社説のファミリーであり批評精神が命ですが、目線を低くして、やさしい言い回しで紡ぐ短文であること。大切なのは「説く」よりも「語る」。時に感性や人情に訴えかける記事であるからこそ、自由に読んでもらえるよう見出しも署名もないのではといいます。

そのうえで、実際にどのように毎日の「春秋」を書いているのかを、過去に執筆した「春秋」を引きながら明かしていきます。著者いわく、大上段に振りかぶらず、読者の目を引きやすい導入部で、イキのいいネタを手早く。時々のネタ探しから、構成や推敲、紙面になるまでを綴ります。まさに「うちあけ話」。

どこで呻吟しているのかといった苦労話も興味をひきます。

本書では、著者が「春秋」の執筆を通して考えた、伝わる文章とはどういうものかにも触れています。大切なのは、言いたいことを言うために読後感に気をつけて文章を書くこと。ネット時代の実践的な文章術の本としても、また、やわらかい現代ジャーリズム論としても、広くお読みいただきたい1冊です

◎NO RULES(リード・ヘイスティングス、エリン・メイヤー=日経BP 日本経済新聞出版本部)

DVD郵送レンタルからスタートした会社は、動画配信サービス、コンテンツ自社制作、スタジオの内製化・グローバル化と、めまぐるしく「ビジネスモデルの破壊」を繰り返し、どうやって190カ国2億人という桁違いの会員数を持つに至ったのでしょうか?

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『全裸監督』『愛の不時着』『ハウス・オブ・カード』など豊富なオリジナル作品で知られるNETFLIX(ネットフリックス)の爆発的成長の謎を、共同創業者で現CEOのリード・ヘイスティングス氏が内部の視点から、『異文化理解力』で知られるエリン・メイヤーINSEAD教授が外部の視点から解き明かしました。

本書の最終章で解説される通り、NETFLIXカルチャーは日本の文化とは正反対です。たとえば「見解の相違」があった際には、日本は「対立回避」を優先しますが、NETFLIXではその逆です。

決断も日本は「合意」を最優先させます。では日本ではNETFLIXのやり方がうまくいかないのでしょうか? 本書を読めば、「そうではない」ことがわかります。社員の「能力密度」を高めて最高のパフォーマンスを達成すること、そして社員にコントロール(規則)ではなくコンテキスト(条件)を伝えることを最優先とすれば、市場ニーズの変化に自律的に対応できる組織ができるのです。

日本では解雇は悪で、士気を低下させるとさえ思われています。

本書を読むと「(良いものも悪いものも)パフォーマンスは伝染する」ことがすっと腑に落ち、ふと自分の属する組織に当てはめて考えたくなるでしょう。

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