Case Study 導入企業の実例紹介

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日経TESTオンラインセミナー
~視界不良の今だから、
経済知力を見える化

日本経済新聞社

日本経済新聞社は9月3日と10日の2回にわたり日経TESTオンラインセミナー「視界不良の今だから、経済知力を見える化」を開催した。日経TESTの受験体験をしていただいた「DAY1」に続き、10日の「DAY2」では企業による人材育成での導入事例を紹介。エイブリック株式会社 タレント・モチベーション・グループ人材採用教育センターリーダーの飯田沙織氏をお招きし、日本経済新聞社人材教育事業局部長の佐々木玲子を聞き手に、日経TESTの活用法をうかがった。その後、石塚慎司日経TEST編集長も加わって日経TESTのための勉強法や、導入に際しての社員へのメッセージの伝え方などのテーマを話し合った。セミナー参加者の質問にも回答した。こちらではセミナーの前半部分をお伝えする。

【1】導入事例の紹介 エイブリック株式会社 飯田沙織氏

飯田氏の話)

当社は昨年4月に人事制度を変更し教育体系も見直した。その際、従来の階層別研修を見直し、常に知識やスキルをブラッシュアップしていく生涯学習型とした。会社人生が50年ともいわれるなか、学び続けることも重要視した訳だ。ビジネス知識のアセスメントとして日経TESTを導入することにした。

等級制度には4つのコースがあり、それぞれ行き来できる。等級は6段階。管理職に必要な能力要件として、問題発見、課題定義/解決、対人能力、専門性の4つを挙げているが、このうち日経TESTは問題発見を測定するのに親和性が高いとして採用に至った。本来、管理職には問題発見の能力が備わっているはずだが、部課長研修の講師からは、社外環境について関心が薄いというフィードバックがあった。日経TESTは等級要件でもある社外のビジネス環境を測定するのにいいテストだと思い採用した。

昨年4月に人事制度を変更したタイミングで導入を経営陣と管理職に説明。導入目的やゴールを示した一方で、日経TESTの受験結果を人事評価や人材活用と直接連動させないことを明確にしておいた。そのためか、社内では導入にさほど大きな抵抗はなかった。

日経TESTは管理職100人程度が就業時間内にウエブで受験する方式で実施した。基礎知識、経営環境、テクノロジーも悪くない結果だったが、業種別平均点は下回った。メーカーなのに販売やマーケティングスコアの改善の余地は大きい結果が出た。テスト実施後に高得点の社員に勉強のこつや普段意識していることをインタビューした。この社員は普段から勉強し、市場や業界・経済の動向をチェック。新聞や専門誌、ウエブ上の技術情報サイトをみるなど日々、情報収集に励んでいる。インタビューは全社に動画配信し、日経TEST導入の意味やポジションに期待することなど会社のメッセージを伝えた。

【2】飯田氏×日経・佐々木

佐々木)

日経TESTは昨年8月から導入し、約100人が受験しているということだが、対象となる管理職の職位は具体的にどのレベルか。受験者の感想は。

飯田)

職位は課長以上だ。受験者からは「問題数も多く時間も長い」「非常に疲れた」という声があった。テストは普段の仕事とは違うし、課長クラスになると大学などを卒業してから月日がたっているので。高得点者は828点だった。

佐々木)

日経TESTは100問を80分で解いてもらう。100問中何点できたかという素点ではなく、1000点満点の経済知力スコアを算出してお返ししている。英語のTOEICと同じように、どの問題でいつ受けても客観的な能力を測定できる。経年変化を把握することも可能だ。

700点台以上取る人はかなりの高得点者と私どもも見ている。御社では問題発見能力を高めるということで、かなり明確な人材育成での日経TEST活用のゴールを示しておられるが、導入の狙いを今一度説明してほしい。

飯田)

問題発見能力を日々の業務で定量的にみるのは難しく、定量的に測れる日経テストを採用した。私たちの人材育成にはポイントが3つある。

1つ目は、コロナ禍もあり未来予測が非常に困難であるなか、社会情勢に目を向けて自社の立ち位置、自分の立ち位置を把握。タイムリーに対策をとってかじ取りできる、経営ニーズに応えられる人材の育成。

2つ目は明るいカルチャーをけん引していける魅力的な人材。内輪で満足せず外に目を向けることに興味を持つ人が周囲にも影響を与えられるかと思う。

最後に、前向きな人材。失敗してもそれに引きずられず、糧にして生かせる人材。他人の失敗も許しあえ、チャレンジすることを大事にするようなポジティブな人材だ。  

今挙げた3つのポイントのうち1つ目が日経TESTを導入したことにつながってくるかと思う。

佐々木)

日経TESTで不足していると思うことはあるか。

飯田)

私たちの目的とゴールにマッチすると思っているので、内容についてはない。あるとしたら、テストのスコアがどれだけ事業の実績に結び付くかというあたりが明確になればと思う。

佐々木)

昨年、導入されたばかりだが、社員・管理職に学びの行動の仕方とかに変化があったか。あるいは受験後のフォローアップは何かしているか。

飯田)

これから手を打っていきたい。昨年受けた部課長をフォローアップするような研修や社外に目を向けたプログラムを考えている。

佐々木)

日経TESTを取り入れていただいたことで教育面で狙い通りの成果は得られたか。たとえば広い視野でさまざまな業界の動向をウオッチしてもらう点で社員の方々の役に立っているか。

飯田)

受験したのは管理職以上だが、情報収集の大事さは新入社員研修のころから口を酸っぱくして言っている。未来予測をしてみようというプログラムを研修に入れたり、日経を読むよう全員に伝えたりしている。

佐々木)

日経TESTは集合型でマークシートを使って実施するリアルの筆記試験もあるが、エイブリックさんはパソコンを使ったウエブ受験をしていただいている。ウエブ受験のメリットとして感じていることは。

飯田)

弊社は国内6カ所に拠点があり、忙しい管理職ら受験対象者全員を一堂に集めるのは手間がかかる。運営側も社員も大変助かった。

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日経TESTの活用法を語る飯田氏(右)、左は日経・佐々木

佐々木)

ウエブ試験では不正を心配する人事担当の方もいらっしゃるかもしれない。そのあたりはどうか。

飯田)

就業時間内に自身のパソコンで受けてもらう形で、社内で部下がいる前でおそらくは受けている。そうした環境でカンニングをするとはほぼ考えられない。受験者した管理職からも、そもそも難易度や問題数からカンニングできる余裕はないと聞いている。仮に新入社員が受けても同様に周りの目がある。

【3】飯田氏×石塚編集長×佐々木

佐々木)

ここから、日経TEST編集長の石塚慎司にも加わってもらう。編集長に聞きたい。お薦めの勉強法、対策は?

石塚)

日経TESTはいわゆる検定試験と違う。検定試験はテキストがあり、それを暗記を含めてよく勉強するのが対策だ。これに対し日経TESTは幅広い経済全般、ふだんから身に付けている能力をはかるもの。特別勉強というものは必要ないかもしれないが、ふだんからの経済情報の収集が大事。情報を集約している日経新聞に接し、わくわくして読んでいただきたいが、せっかくの機会なので2つほどご紹介したい。

1つは毎年出している書籍「日経TEST公式テキスト&問題集」。日経に出てくる用語は非常に難しいところがある。新聞でもやさしく解説するコーナーはあるが、この書籍は、その前の段階で身に付けておきたいような知識、例えば企業財務の基本的知識や、日本のGDPとか金利などを丁寧に解説しており、参考にしていただければと思う。

編集長と佐々木.png

(左から佐々木、石塚編集長)

もう一つは「日経業界地図」。就活の大学生にもよく売れているが、結構レベルが高く社会人にもご利用いただきたい。経済・ビジネスで主役のプレーヤーをよく知っていると、いろんなニュースに関心が湧く。「業界地図」はどんなプレーヤーがいて、この会社はこれが得意だとか、そういったことがわかる。

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