Case Study 導入企業の実例紹介

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scoutAsia(スカウトアジア)~AI活用、アジアの記事・企業データを効率検索(リモートワークの選択 第2回)

日本経済新聞社
グローバル事業 スカウトアジアユニット 相模 真記さん

 リモートワークでも活用できる日経グループのさまざまなサービスを、制作者・企画者へのインタビュー形式で取り上げる企画「リモートワークの選択」。第2回目は、「scoutAsia(スカウトアジア)」を取り上げます。登場するのは日本経済新聞社 グローバル事業 スカウトアジアユニットの相模さんです。

――スカウトアジアの特徴は何ですか。

 アジア24か国・地域のニュース記事と企業データをワンストップでみられるウエブサービスです。ニュースはアジアの代表的なメディア33媒体のほか、15の業界紙もご覧いただけます。企業概要のほか、株価や財務情報がわかり、記事と企業情報をAIで紐づけて理解を深めていただけます。キーワードをAIに学ばせることで、ユーザーの関心が高いニュースが効率的に集められます。同じ業界にこんな企業があるのかということもわかり、当該企業の情報だけではなく、競合先とか業界の情報をとるときに威力を発揮します。

――サービス企画・制作のきっかけは何ですか

 日経テレコンや日経バリューサーチの英語版を作りたい、という議論は長らく社内にありました。2015年のFT買収後、両社のメディアとしてのブランド・ノウハウを生かせばそれが実現できそうだという判断になりました。アジア企業、特に中小企業については体系的なデータベースがほとんどないという問題意識もありました。アジアでビジネスをする企業向けに、AIを活用した次世代データベースを作りたいとの思いが出発点です。

――どのようなメリットが期待できますか。どういったビジネスパーソンに使ってほしいですか。

 2018年3月から販売し始めて、いろいろな企業に使ってもらっています。ひとつは経営企画部門。MAの相手を探したいとか、新規部門を探したいという動機です。2つ目は国際営業部門で、新しい顧客リストを作りたい。業種や地域を絞り込み、アタックリストを作りたいという狙いです。3つ目の調査部門では、取引先企業の情報を詳しく調べたいとか、そういう用途で使っていただいています。スカウトアジアを使えば、アジアでどのように報道されているかがわかります。

 ファンドマネジャーやポートフォリオマネジャーといった金融機関のみなさんにもっと使っていただきたいですね。アジアに進出した日本企業が、シンガポールなどの出先で使っている例もあります。

――実際に導入した事例を教えてください。

 投資ファンドの例を挙げますと、ニュースを拾える、マスメディアのサイトをワンストップでモニタリングできる、アラート機能があるので見逃しリスクがない、というのがお使いいただいたきっかけでした。アラート機能は日本時間の午前8時過ぎに、これから24時間の間に入ってくるニュースをメールでお知らせします。いろいろなアラートがあって見逃しが少なくなる点がファンドマネジャーの方には受けています。日経紙面の特集記事をみてコンタクトしてきた例もありました。

 またアジアで事業展開をする日本企業が進出先で活用している例もあります。あるメーカーはシンガポール拠点で顧客リスト作りに、またインドで事業拡大を狙うIT企業は業界のニュースを把握するために利用しています。

――競合するサービスを教えてください。

 競合するのは国内では「SPEEDA」。提供しているデータは強く、サービス面でも手ごわいですが、ニュースへの信頼性と網羅性で優っていると思います。彼らは業界紙、通信社ですがこちらはFTNARです。海外ではブルームバーグ、キャピタルIQ、LexisNexisなどがライバルです。

――今後の予定や計画などがあれば教えてください。

 収録コンテンツの拡充を進めていきたいです。アジアの有力メディア・一般紙等で企業ニュースの収録本数を増やします。企業データも充実させ、マッピング関係のサービスも拡充させていく予定です。

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