Case Study 導入企業の実例紹介

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アジアの生きた情報に触れ、日本語と違う視点や着眼点を体感(Nikkei Asian Review)

東海大学
文化社会学部 アジア学科 教授 内藤耕先生

授業ではどのようにNARをお使いでしょうか?

「昨年の秋学期に『アジア文明基礎演習』という授業で使いました。演習といっても学生は70人ぐらいいました。1週間に1回、100分の講義です。日経から許可を得て記事をプリントアウトしており、それを読んでもらう形式です。なるべく新しい素材を使いたいと思い、講義当日か前日の記事から選んでいました」

「学生には授業時間中に読ませて、まずは英訳をさせています。英語の授業ではないので、自動翻訳機能を利用することも禁止してはいません。重要なのは英語で世界に伝わっている情報はどんなものなのか、日本語の情報とどう違うのか、その視点や着眼点の違いを学生に感じてもらうことです」

NARを使ってみた感想は?

「NARには日本人以外の記者がたくさんいます。やはり日本のメディアと違う視点があるので、その違いはある程度理解してもらえたと思います。アジアに関する生きた情報を学生に触れさせるのも意義がありました。NARにはアジアの有力企業を束ねた『Asia300』の情報もありますよね。有力な日本企業ですらなじみがない学生が多いだけに、アジアの有力企業などまったく知らないというのが実清ですが、『重要企業なのに自分は何も知らない』ということを学生に認識させることも大事です」

「予想外の収穫かも知れませんが、自動翻訳に頼り切りの学生が日本に関する記事で、『upper house』(参議院)を『上院』と訳してしまったことがあります。『翻訳は文脈に沿って考えるもので、自動翻訳をうのみにしない』というのも重要な教訓になったようです」

「NARには動画があるのもいいですね。ときおりプロジェクターを使って動画を学生に見せました。特にエア・アジアのCEO、トニー・フェルナンデス氏のインタビューは英語もわかりやすく、面白かった。語学の授業ではありませんが、英語を聞かせることも授業に変化を与えられるかな、と思っています。その際、事件現場からのリポートなどは映像自体が情景を語ってしまうため、英語の教材としては必ずしも適当ではありません。インタビューの方が教材には向いています」

改善を要する点もお願いします。

「動画をもっと増やしてもらいたいですね。動画はやはり訴求力があります。各国首脳のスピーチ動画などがあるとありがたいです。あと注文という意味では、原稿1本あたりのテキストがちょっと長い気がします。授業のやり方にもよるのでしょうが、翻訳だけで終わってしまいそうになることもあります。英語レベルもFinancial Times(FT)などより簡単ではありますが、学生にとってはそんなには易しくないようです」

今後はどのようにNARを使いたいとお考えですか?

「授業が翻訳中心になってしまうとつまらないので、こんどは違った活用法を考えたいと思っています。前回も試したのですが、数多くあるNARの記事から学生に自分で気になった記事を選ばせ、選んだ理由や読んだ感想を説明させるのは効果的と思っています。見出しだけでも読む習慣が付けば、世界全体でいったい何が起きているか、どう動いているのかをおおよそ把握することもできます」

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