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Topics (98.1.6-23)

一緒に鑑賞したい日本版コートールド・コレクション
(98.1.23)


 [コートールド・コレクション展]を開いている日本橋高島屋から、歩いてわずか3、4分の所に、日本屈指のフランス近代美術コレクションがあることをご存じだろうか。

 株式会社ブリヂストンの創業者・石橋正二郎氏が、自身のコレクションを公開するために1952年(昭和27)年に設立したブリヂストン美術館には、アングルやコローから印象派後期印象派、20世紀前半のマティス、ピカソまで、フランス近代美術の名作が常設展示されている。このコレクションは、1962年に「フランス絵画の里帰り展」としてパリ国立近代美術館で展覧会が開催され、現地で絶賛されたほど充実している。

 実業家としての成功によって質の高いコレクションを築きあげた石橋氏は、日本版サミュエル・コートールドといったところか。コレクターとしての眼力の確かさ、作品の大半を一時期に集中して購入した点など、二人には類似点も多い。

 印象派ざんまいの1日を過ごしたい人には、[コートールド・コレクション展]を鑑賞した後に立ち寄ることをおすすめしたい。詳しくは、NIKKEI NET アートページ・バックナンバーで。(写真は、ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》。写真クリックで拡大画像と作品データへ)


オンラインギャラリー1番人気はヴァン・ゴッホ
(98.1.16)


 NIKKEI NETが「コートールド・コレクション展特集」を立ち上げてから約3週間が経過したが、「スライドショー」と並んで人気を集めているのが「オンラインギャラリー」だ。寄せられたメールによれば、「自分の都合に合わせて全出品作品の画像と解説にアクセスできる」ことをその理由に挙げる声が多い。

 「オンラインギャラリー」の最初の画面には、14人の出品作家と「そのほかの作家」の計15に分類したサムネイル写真を掲出しており、それをクリックすると作家別の一覧表のページに飛ぶ仕組みになっている。

 この15分類のアクセス統計をみると、1番人気はヴァン・ゴッホ。続いてモネ、マネ、ルノワールと、印象派の代名詞的な画家たちが2位グループ。この差は、ヴァン・ゴッホが50音順のサムネイル写真でトップに並んでいるためか。

 それ以下は「そのほかの作家」、ゴーギャン、ドガ、ブーダン、セザンヌと続くが、数字は2位グループの約半分で、あらためて日本人好みの作家4人が浮き彫りになった格好だ。(写真は、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ《アルルのラ・クロー:花咲く桃の木》。画像クリックで拡大画像と作品解説へ)


感動をおみやげに――混雑する特設ショップ
(98.1.8)


 いまや美術展鑑賞のもう一つの楽しみになったミュージアムショップ。定番のカタログや絵はがき、テレホンカードなどをはじめ、最近は品ぞろえも豊富だ。[コートールド・コレクション展]の出口付近に特設されたミュージアムショップでも、コートールド美術館で売られているグッズや、本展のために特別に許可を得て製作された商品が所せましと並び、来場者の人気を集めている。

 50種類を超える特製グッズには、マネやルノワールの作品に登場する人物を金太郎飴にしたアートキャンディー(缶入り800円)、名画をトリミングしてケースにプリントしたソーイングセット(1200円)といった、これまであまりお目にかからなかった商品も。ブローチやイヤリング、ピンズなど、アクセサリー類も充実している。また、大型の複製画は高額だが、印刷技術などの進歩によってかなり精密さを増しており、家庭やオフィスで感動を再現するには十分といえる。

 これらは基本的に[コートールド・コレクション展]の会場でしか手に入らない限定品。「ミュージアムショップの人気は、来場者の展覧会に対する満足度を反映する」と言われており、このコーナーの混雑ぶりもうなづける。

 ちなみに現在までの売れ筋は、絵はがき(1枚100円)、アートキャンディー、カードブック(1200円)、クリアファイル(1枚300円)、ポスターフレーム(小、3800円)、レターセット(500円)など。季節がら、カレンダー(1500円)の売れ行きも好調なようだ。絵柄では、モネの《花瓶》をあしらった商品が一番人気という。(写真は、東京会場のミュージアムショップ)


年始回り途中のサラリーマン目立つ
(98.1.6)

 正月三が日の休会をはさみ4日から再開した[コートールド・コレクション展]。大半の企業の仕事始めとなった5日、翌6日の会場には、夫を会社に送り出した後の主婦のグループに混ざり、年始回りの途中と思われるサラリーマンの姿が目に付いた。

 銀座の得意先企業からの帰りに立ち寄ったという中村貴史さん(広告代理店勤務)は、「あすからはまた目の回るような忙しい日々が続くので、年末年始の充電の最後だと思って来た。のんびりと名画に浸ることはエネルギーになる」と語る。

 会期が進むにつれて混雑が激しくなることが予想されるので、ゆっくりと鑑賞したければ「会期前半の平日」がおすすめ。都内勤務の人は、アポイントの合間などに時間を見つけて訪れてはどうだろう。





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