榊原財務官「IMF、アジアの構造問題に介入しすぎ」 | ||
同財務官はまた、IMFがアジアの金融・経済問題に関連し、アジアの構造問題を原因として強調していることについて「 (構造問題に)手を突っ込み過ぎたため危機が深化してしまった」と述べ、IMFがアジアの構造問題に介入し過ぎることに不満を表明した。 さらに同財務官は、アジアの金融問題に代表される新しい種類の危機に対処する方策として「短期的な資本移動をモニターする必要がある」と述べた。 円の国際化については「当面米ドルがアジア地域の基軸通貨であり続ける」とし、円が近い将来アジア地域の基軸通貨とはならないとの見方を示した。
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