小渕外相はまた、インドとパキスタンの核実験について触れ、「世界のほとんどの国が支持している核不拡散体制に対する重大な挑戦で唯一の被爆国であるわが国の国民感情を逆なでする極めて遺憾な出来事だ」と改めて批判。その上で、核軍縮・不拡散問題を討議するため世界の官民有識者10名程度からなる「核軍縮・不拡散に関する緊急行動会議」を発足させ、核不拡散強化と核軍縮促進の具体的な方策について今後1年以内に提言をまとめる考えを示した。