プラザ合意の陰の立役者
日本を代表する国際金融行政のプロとして国内外で活躍している。大蔵省時代の1985年、日米欧の政策協調で円安ドル高の基調を作ったプラザ合意の陰の立役者として知られる。通貨・為替制度に精通し、“通貨マフィア”と呼ばれることも多い。
89年に大蔵省財務官を退官してからは米プリンストン大学の客員教授として国際金融論などを講義していたが、91年に東京銀行(現東京三菱銀行)の顧問に就任。個人的に親しい関係だった東銀の高垣佑頭取とともに東京銀行を三菱銀行との合併に導いた。
最近では国際金融界の論客として論文などを発表している。神奈川県出身、55年東大経卒、67歳。
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