東京湾アクアライン 写真集


アクアラインの夜景

【東京湾に光の帯】

 東京の夜景は世界有数と言われる。羽田空港に降り立つ飛行機からの夜景は乗客に評判が高く、夜のレインボーブリッジや高層ビルもテレビやポスターなどでよく目にする。

 夜のアクアラインは真っ暗な東京湾に浮かぶ「光の帯」。開通後、クリスマスや大晦日、初詣や初日の出と賑やかな行事が目白押しだ。東京湾に誕生した約5キロの「光の帯」に多数の観光客が訪れる日も近いだろう。

〔写真=共同〕


アクアライン 川崎側入り口

【首都高速湾岸線と国道409号が接続】

 アクアラインの川崎側入り口は、川崎市浮島の「浮島ジャンクション(JCT)」。都内からは首都高速湾岸線で、羽田空港を越え海底トンネルをくぐるとすぐに入り口が現れる。横浜方面からも同じく湾岸線で合流する。一般国道は川崎市を縦貫する国道409号が取り付け道路になる。409号は府中街道、浮島通りと通称がよく知られる幹線だ。






海底トンネル部分

【水面下50メートルのトンネル】

 川崎側の浮島インターチェンジから海ほたるPAまでの約10キロは海底トンネル。水面下約50メートルを口径14.14メートルのシールドマシンで掘削した2本のトンネルが走る。

 大型の標識や広い路肩の設置などで走行しやすい。携帯電話も通話可能だ。




川崎人工島

【東京湾上のランドマーク】

 川崎港沖合約5キロの地点にある川崎人工島(風の塔)は、建設工事のシールド発進基地として使用され、開通後はトンネルの換気用施設となる。

 写真上は97年11月現在の様子。トンネル部分なので通行する車両からは見えないが、東京湾を行き来する船舶にはランドマークになるだろう。写真下は91年4月頃の川崎人工島。「基地」にふさわしくSF的な雰囲気を醸し出している。


〔写真上=日本道路公団〕






海ほたるPA(パーキングエリア)

【東京湾一望の新名所】

 レストランやコンビニ、アミューズメント施設など備えたアクアライン唯一の休憩所。片道料金でUターンすることも可能で、観光客に配慮している。

 木更津側約5キロの海上にあり、1-3階が駐車場で川崎側が232台、木更津側が248台それぞれ駐車できる。4-5階にレストランやゲームコーナーなどがあり、展望用のパノラマデッキからは横浜みなとみらい、東京都心部、幕張高層ビル群などが一望できる。普通車で4000円という通行料金を「安く感じさせる」眺望に期待したい。〔写真=日本道路公団〕

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    木更津側橋梁部

    【1キロ当たり800円の観光道路?】

     アクアラインはトンネルと橋梁部分で構成され、木更津側約5キロが海上を走る。観光ルートとして考えれば普通車は1キロあたり800円を払って海上ドライブを楽しむ計算だ。

     利用者はトンネルと橋梁部分を結ぶ「海ほたるPA」でUターンすれば片道料金で済む。川崎側からは海底トンネルの往復、木更津側は海の見える橋梁部の往復ということで、同じ料金でも「西高東低」が生じるようだ。







    木更津側入り口

    【房総の新たな入り口】

     房総半島は地形の袋小路性が観光の課題となっていた。アクアラインの開通で、ゴルフや釣り、果物狩りなど各種のレジャー需要に弾みがつくと期待されている。

     房総側の入り口になる「木更津金田IC(インターチェンジ)」は東京湾アクアライン連絡道で館山自動車道につながる。東京湾を環状に結ぶ高速道路網の誕生だ。








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