2002-03年末年始特集
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年末年始の風景 
除夜の鐘

 品川寺(ほんせんじ)=品川

 東京・品川区にある品川寺(真言宗醍醐派別格本山)では、年が明けた午前0時から午前2時のあいだ、一般参拝者が先着順で百八つの鐘をつくことができる。毎年多くの人が集まるため、全員がつけるように4〜5人で1組としている。最近では家族やグループで訪れる人が多いという。つき終わると、鐘とお金持ちをかけた「かね餅」がふるまわれる。
 品川寺はスイス・ジュネーブ市との親交が深い。大晦日に鳴り響く大梵鐘に、その由来がある。品川寺の梵鐘は1657年に鋳造された、重さ1tもある大きなもの。側面には六観音像や観音経が刻まれた立派な作である。ところが幕末の動乱期に何者かが持ち出し、パリ万博などに姿をあらわしたが、その後行方不明となった。半世紀以上たった1919年にジュネーブ市の公園で美術館閉門の時を鳴らしていることが発見され、その後、ジュネーブ市が返還した。
 あてにならない鐘が帰ってきたことで、地元では「あてにならない金が返ってくる」と縁起をかつぎ、多くの人が除夜の鐘をつきに訪れている。


<データ>
■人数制限
先着順。家族やグループなど3、4人で1つきずつ、108回まで。
毎年、450人前後がつくことができる。
■時間
1月1日午前0時〜午前2時
■ふるまい
「かね餅」:つき終わった人全員に。
■料金
基本的に無料だが、鐘をつく前のお祈願の際にお供えとして。
■場所
東京都品川区南品川3-5-17 [地図]
■交通
京急川崎・青物横丁駅 [路線案内]
■問い合わせ
03-3474-3495
■ホームページ
http://www.evam.ne.jp/honsenji/

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品川寺の大梵鐘

品川寺の鐘つき


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