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【シドニー26日共同】ボールを追い掛け、懸命にバックするレフトの小関しおり選手(28)。倒れ込みながら、いったんはつかんだ白球が、無情にもグラブからこぼれ落ちた。ソフトボール日本代表が初の「金」を目指して臨んだ26日の米国戦。1―1で迎えた延長8回の裏、米国にサヨナラ負けし、夢は消え去った。
試合後、途中から救援した高山樹里選手(23)は涙をこらえながら「この試合で投げられたことが幸せだった。でも気持ちではアメリカに負けなかった」と話した。
予選リーグを7戦全勝で勝ち上がり「神様がいる」とまで言わしめたチーム。
中盤の4回に先制のホームランを放った主砲の宇津木麗華選手(37)は「メダルの目標は果たした。わたしにとって最高の大会だった」と穏やかな表情で話した。
スタンドでは雨の中、多くの日本人らが日の丸の旗を振るなど一球一打に大きな声援を送った。高山選手の父春雄さん(50)は「今までよくやってきた。娘に感謝したい」と涙ぐんだ。 |