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(9/17)12年ぶりの五輪に笑顔・射撃で入賞の福島選手
 【シドニー17日共同】「12年前は勢いだけ。何も考えなかった。今は、決勝の場に立ち、この経験を味わっている自分を見つめることができた」。ソウル五輪射撃の銀メダリスト、福島実智子(旧姓名・長谷川智子)選手(37)が17日、シドニー五輪の女子エアピストルで5位に入賞、さわやかな笑顔で喜びを率直に語った。

 大阪府警の警察官だった1988年のソウル五輪。シンデレラのように注目を集めたが、翌年に同僚と結婚、現役を引退した。

 約8年のブランクを経て、97年に競技に復帰。「振り返った時、あれもこれもやったという生き方をしたかった。そう考えた時、わたしには射撃が残っていたことに気付いた」。この間に離婚、今年2月に再婚した。

 警察官を辞めた女性が、射撃の世界に復帰するのは容易ではなかった。

 銃を個人使用するための複雑な手続きを繰り返し、遠征費用を得るためコンビニでのアルバイト生活が続いた。アパートの自室には持ち込めないため、夜中、銃から外したグリップだけで何度も射撃の姿勢をとった。

 ソウル五輪でもナショナルチームのコーチとして指導した山本和正さん(69)が、復帰の相談を受けたのは数年前。「練習中に声を掛けても全く聞こえない。知らない人から時々誤解されるほどの集中力は今も変わらない。息の長い選手になってほしい」

 母校の大阪府立春日丘高校ソフトボール部で顧問を務めた山野上東彦教諭(59)は「ソウルでメダルを取った時、警察官だったので、あまりはしゃげなかったようでした」と振り返る。

 5位入賞の知らせを聞き脳裏に浮かんだのは、ソウル五輪の祝賀会で周囲から求められるたびに、「前進あるのみ」と色紙に書き込んでいた姿だった。

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