 | | 一度は勝利を確信した篠原 |
【シドニー22日=五輪取材班】シドニー五輪8日目の22日、柔道の篠原信一(旭化成)は男子100キロ超級決勝でフランスのドイエと対戦。開始後1分40秒、篠原はドイエの内またをすかし、一本に値する技に見えたが審判はドイエの有効と判定。結局、5分間の試合時間終了後ポイントで下回ったとされ、誤審と思われる不可解な判定で無念の銀メダルに終わった。日本側の抗議にも判定は覆られなかった。篠原はくやし涙を浮かべ、うつむきながら「銀」の表彰式に臨んだ。
篠原は内またすかしを決めた瞬間、立ち上がってガッツポーズ。一本勝ちと確信していた。しかし主審は手を「有効」と判定。副審の一人は「一本」のジェスチャーとしたが、もう一人の副審は主審に同調した。しかも篠原でなくドイエのポイントとされていた。ドイエはその後、篠原に組ませないよう守勢に回り続け、結局注意を受けたものの、別の技で有効を取り、時間切れに持ち込んだ。篠原は試合が終わると、開いた口を閉じられないまま遠くを見つめ、ぼう然としていた。
この試合の主審はニュージーランドのクレイグ・モナガン。
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