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レースを終えたゼイラートファンモールセルの第一声は、「とにかく足が痛い」だった。トラック2種目、ロード2種目で、この2週間で計180キロを超えるレース。今大会で金3、銀1の4個のメダルを獲得した。
最初のメダルは、18日の3000メートル個人追い抜きの金。「パーティーをしよう」と有頂天になったが、夫でコーチのマイケルさんが「2週間は、自転車に集中しないと後悔する」ととどめた。
この日は「朝起きたときはすごく体調がよかった。でも、レースは最初から最後まできつかった」という。それでも「ほかの選手は気にせず、タイムだけを見て走った」。結果は大差をつけた快勝だった。
トラック種目世界選手権で優勝するなど、実績は十分にあった。しかし、自転車に興味をなくし、アトランタ五輪を挟む2,3年間は競技を離れていた。復帰したのは一昨年だった。
ゼイラートファンモールセルの気持ちを前向きにさせたのは、マイケルさんの存在だった。シドニー五輪前は、欧州の山岳地帯で練習を重ねた。「マイケルが助け、一緒に頑張ってくれた。全部、彼のおかげ」と、何度も夫への感謝を口にした。(共同) |