 | | 男子オリンピックスプリント1回戦、決勝進出を逃した(手前から)長塚智広、神山雄一郎、稲村成浩〔共同〕
|
日本自転車チームがメダルに狙いを定めていた、男子オリンピックスプリント(OS)は5位に終わった。しかし、チーム内には250メートルトラックでの日本新となる45秒264を出したことへの満足感が広がっていた。
班目監督は「みんな手探りでよくここまでやってきた」と選手をねぎらった。今年1月の記録会で台頭した長塚。5月のワールドカップで初めてOSを走った神山に稲村を加えたチームができたのは6月の五輪選考会が初めてだった。
長塚は予選、1回戦とも17秒台。6月には長塚のダッシュについていけなかった神山もピタリとついていき、9月の最終合宿で各人のベストタイムを単純に合計して設定した目標タイムを上回った。
三選手とも、本職の競輪をこなしながら合間を縫って合宿に参加してきた。神山は「限られた時間以外にも練習した」と打ち明けた。稲村は「今回これだけできたということは、もっと経験を積みパワーをつければメダルは取れる」と断言した。
日本は目標タイムをクリアしながらメダルには届かなかった。4年に一度、全精力を傾けてくる各国選手にどう対抗するかが、今後の課題として残った。
|