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(9/30)衰えぬ超人的な強さ・3連覇達成のサボン
決勝でロシアのイブザギモフ(手前)を破り判定で金メダルを獲得したサボン〔共同〕
 198センチある体がバランスを崩すことなく、前後左右に移動する。最初から、相手パンチの出方が分かっている。そんな防御だった。少ない手数で着実にポイントを稼いだキューバの英雄、サボンが五輪ボクシング史上2人目となる、同一階級三連覇を果たした。

 世界選手権では97年まで6連覇。輝かしい戦歴を持つ33歳は年齢を重ねても、持ち味である防御に狂いが生じない。準決勝までの試合で切ったとみられる左目下の傷から終盤、血が流れ出したが、目はかっと見開かれたまま。正確に攻撃をよけ、パンチを当て続けた。終了のゴングを聞くと、ふっと笑みを浮かべた。

 「勝てて幸せだ。この金メダルをキューバ国民にささげたい」。短いコメントを残すと、傷の手当てのためか足早に会場を後にした。

 最近の雑誌のインタビューで、五輪にかける胸の内を語っている。「プロボクシングというのは結局、金だけで汚い。五輪スタイルのボクシングはきれいで、競技者にとって、とても重要なものがある」。亡命してプロに転向していれば、確実に世界チャンピオンになり、多くのものを手にしたはずだ。それを拒否させるものが、超人的な強さを支えているのかもしれない。(共同)

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