 | | 太田誠・全日本ナショナルチーム強化本部長 |
【シドニー17日=遠藤繁】太田誠・全日本ナショナルチーム強化本部長は17日午後、オリンピック公園内の球場で開かれた野球の日本対米国戦の結果について「先発した松坂大輔(西武)が良いピッチングをした」と述べて、日本の善戦をたたえた。特に投手戦の中で0―0を続けた点を評価し「7回裏の先頭打者に3塁打を打たれた以外は完ぺきな内容だった。球速も150キロを出していたしそれが最後まで落ちなかったのは彼自身も納得していることだろう」と話した。
太田本部長の話 松坂は7回裏の先頭打者に打たれたことを除けば完ぺきな内容だった。球速も149―150キロが最後まで落ちていなかった。制球力もあるしバントを受けた後の動きや判断も良かったので内容が悪いとは思っていない。田口壮(オリックス)、松中信彦(福岡ダイエー)、中村紀洋(近鉄)もそれなりの活躍をしている。9回表の同点は米国のミスに助けられて得点出来たと考えがちだが、相手のミスを誘うような打撃が出来たという点を評価したい。今回の結果は日本チームにとっていい反省材料が出来た。せっかく追いついた試合だったので、1敗は残念だった。
米国チームはよくまとまっていた。ヒット・エンド・ランを仕掛けてきたり、投手交代の判断なども含めてそう思う。今回の試合結果を踏まえて自分が助言できるとすれば、相手チームの投手が嫌がるようなことをもっと仕掛けたら良かったのだが、と感じた。例えばセーフティ・バントの構えをして実際にセーフティ・バントをするといった作戦で、延長戦の内容をもっと動きのあるものにすれば良かったと思う。正直なところ延長戦は物足りなかった。心理戦に持ち込むような駆け引きがあればいいのではないか。
またアマチュア側の選手の持つ「いやらしい」特徴を出してもいいと思う。飯塚智弘(NTT東日本)、赤星憲広(JR東日本)、平馬淳(東芝)などは試合中おとなしかった。出塁できるための技を出してもらいたい。
今回の1敗を受けた18日の対オランダ戦の先発は黒木知宏(ロッテ)ではなく吉見祐治(東北福祉大)だろう。吉見は左利きで、さらにフォークボールを持っているので期待できる。
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