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(9/30)「これで迷わずマラソンへ」弘山
周回遅れで先頭集団(後方)に追いつかれる弘山〔共同〕
 【シドニー30日共同】「これで迷わずマラソンへいけます」。女子1万メートルの決勝で30日、最下位に終わった弘山晴美選手(32)は息を弾ませながら、意外にすっきりした様子だった。

 3月にマラソン代表選考に漏れ、再び1万メートルに戻った。その間のさまざまな思いが消し飛んだような表情。「もうちょっと勝負できるかと思ったが、あまりに周りが強すぎた」と素直に完敗を認め、「マラソンで記録を狙いたい」と屈託のない笑顔で答えた。

 コーチで夫の勉さん(33)を「今までさんざん心配かけたと思います」と気遣い、「人が多過ぎて(レース中)スタンドを見たが、姿どころか声も聞こえなかった」と少し残念そう。

 世界との力の差を思い知らされるようなレース展開だったが、10位の川上優子選手(25)は「いい緊張の中、気分よく走れた。やっとこれから世界の中に入っていける気がする」。15位だった高橋千恵美選手(24)も「大舞台を経験してよかった。世界の強さを実感した」と話した。

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