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(9/29)「女子の刺激強すぎた」犬伏・佐藤・川島の3選手会見
 【シドニー29日=遠藤繁】シドニー五輪第15日の29日午後、男子マラソンの日本代表、犬伏孝行(大塚製薬)、佐藤信之(旭化成)、川島伸次(旭化成)の3選手がコーチと共に記者会見し、レース直前の現在の心境を語った。

 犬伏は終始言葉少なに心境を語り、勝負を前に緊張した様子。佐藤は自分の気持ちを笑顔で素直に話し、川島は時折冗談も交えるなど3者3様の姿を見せた。女子マラソンで高橋尚子(積水化学)が金メダルを獲得したことについては「刺激になったが、(その刺激が)強すぎた」(川島)と笑わせ、男子マラソン選手も大いに触発されていることをうかがわせた。

 宗茂コーチ(旭化成)は「昨年の世界選手権よりもいい状態に仕上がっている。粘った走りをしてくれると面白い」と評価したほか、河野匡コーチ(大塚製薬)も「練習の消化率はほぼ100%。女子マラソン以上にいろんなことが起こりうる」との見通しを示した。各選手の主なコメントは以下の通り。

 犬伏孝行の話 天候は30度程度で暑くなるというようには聞いていた。(女子マラソンの)高橋尚子は金メダルを獲得すると思っていたし、そして現実に取ったのがすごい。(レース中)山口衛里が転倒したが、給水ポイントを気を付けながら走りたい。五輪に出る選手は皆強いと思っているので、特に(だれに注目するという)意識はない。記録は2時間9―10分程度になるか。悪いイメージを五輪で作りたくない。普段は悪いところから調子を上げて調整するが、今回は五輪を前に早い調子で仕上がった。それを抑えながらいる、というのがいまの状況だ。

 佐藤信之の話 万全の体調で、やり残したことはない形で練習できた。これでだめなら仕方がない、という気がする。レースが終わったとき、1番いいレースだったと言えるように走りたい。女子マラソンを見てコースのイメージは大体つかめている。自分らしさを出して頑張ろうと思った。(国際レース出場まで間隔があいて)不安はもちろんある。自分の中でわき出る感情はすべて背負いながら、レースは楽しもうと思う。参考にするか分からないがレースを走る中で自分の感覚を最優先したい。レースでは勝負どころを間違わないようにしたい。気温が良ければ自己ベストを狙えると思っていたし2時間7分程度でもおかしくない。ただ29日の暑い気候を思うと2時間10―12分くらいかもしれない。

 川島伸次の話 佐藤と練習してかなり離されていて自信をなくした状態が続いた。暑さで厳しいレースになると思うがあきらめる選手も出てくるだろう。その点では優位になるかもしれない。(女子マラソンを見て)最後の最後まで坂があったことを再確認した。プレッシャーを受けて金メダルを獲得した高橋尚子は感動したというよりも本当にすごいと思う。刺激になったが、それが強すぎた気がする。前半5―10キロで転倒に注意したい。また(当日は)暑さなどを考えて給水ポイントで取るか取らないか考えたい。起伏が1つのポイントになる。2時間10分程度の記録を見ている。シドニーに来る前は(周囲から)五輪を楽しんでこい、と言われたがどうやら楽しめそうにはないので、苦しみたいと思う。

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