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日本女子のエースハードラーが奮闘した。100メートル障害2次予選2組。13秒00の日本記録を持つ金沢が13秒11の6着ながら、各組4着以下のタイム順でぎりぎりの通過。最後の3組が終わってスタジアムの画面でこれを知ると、跳びはねて喜びを爆発させた。
「良かった」と胸に手を当てながら声を上ずらせた。長距離をのぞいた女子トラック種目で、日本勢の準決勝進出は快挙といえる。距離が100メートルになる前の80メートル障害で依田郁子が5位に入った東京五輪以来、36年ぶり。準決勝に向けて「もっとスムーズに走りたい。周囲を気にせず、自分のレーンだけに集中したい」と目を輝かせた。
アトランタ五輪で1次予選落ちした悔しさを胸に、苦手のスタートや、ハードリング技術を磨いてきた。
7月に米国で追い風2.5メートルの参考記録ながら12秒90。単なる短距離と違い、ハードル間を3歩でつなぐこの種目で、必要以上のスピードアップはリズムの狂いにつながりかねない。風の後押しは必ずしも好条件とはいえない面がある。
この日も追い風1.5メートル。「少しハードル(の間)が詰まった。スムーズじゃなかった」というが、何とかまとめた。成長の跡がうかがえた。〔共同〕 |