 | | ひげをそり落とした小出コーチのほおを触る高橋〔共同〕 |
【シドニー24日共同】女子マラソンで念願の金メダルを獲得した高橋尚子選手(28)=積水化学=と、ひげをそった小出義雄コーチ(61)が24日夜、表彰式を終え五輪スタジアムで会見した。
高橋選手は金メダルを胸に「走ったなあという実感はないけれど、優勝の実感はわいてきました」と満面の笑み。「わたしは選手で世界一を目指し、監督(小出コーチ)は世界一のコーチを目指した。料理を作ってくれる人、いろんな人が(わたしのために)頑張ったおかげ。わたしだけのメダルじゃないと思う」と語った。
小出コーチのひげはゴール後に、高橋選手が右半分を、残りをみんなでそったという。レース前、高橋選手から「無名の時代から育ててくれてありがとうございました。精いっぱい頑張ります。けがをせずにスタートラインに立てたのがうれしい」との内容の手紙をもらったという。
小出コーチは「国内の代表選考レースの時の方が十倍も眠れなかった」。さらに「高橋がね、世界記録を出せばたばこを吸ってもいいですよって言うんだ。あと半年か1年の我慢だね」と次の大きな目標も宣言した。
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