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【ソウル24日共同】日本の高橋尚子選手(積水化学)が五輪のマラソンとしては、1936年ベルリン大会で日本の植民地だった朝鮮の孫基禎選手が優勝して以来初の金メダルを獲得したことについて、韓国のテレビなどは事実関係を淡々と伝えるのみで、今のところ歴史問題などに踏み込んだ報道は見られない。
テレビのニュース番組は25日から朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との間で行われる初の南北国防相会談や金大中大統領の訪日関係のニュースに多くの時間を割き、高橋選手の優勝は五輪関係ニュースの中で伝え、韓国や北朝鮮の選手の結果を含め簡単な内容だった。
韓国の通信社、聯合ニュースは高橋選手の優勝について「孫基禎が日本代表として出場し優勝したのを除き、今回が初めて」との意味付けをしているが、日本による過去の植民地支配など微妙な問題には基本的に触れていない。
今回、韓国の報道が落ち着いた反応を示している背景には、金大中政権下で日韓関係が従来になく良好なことに加え、韓国は92年のバルセロナ五輪男子マラソンですでに金メダルを獲得していることや、シドニー五輪でも他競技でメダル獲得が順調なことなども一因とみられる。
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