 | | 両手を上げ笑顔でゴールする高橋尚子
〔共同〕 |
【シドニー24日=五輪取材班】24日朝にスタートしたシドニー五輪の女子マラソンで、日本最高記録をもつ高橋尚子(28、積水化学)が優勝した。日本の女子が陸上で金メダルを獲得するのは史上初めてで、男子を含めても、戦後初めての快挙になる。男子マラソンでは1936年のベルリン五輪で、当時、日本の植民地支配の下にあった朝鮮出身の孫基禎氏が日本選手の一員として優勝した例がある。女子マラソンでのメダルは、有森裕子がバルセロナ五輪(1992年)で銀、アトランタ五輪(1996年)で銅を獲得したのに続き、3大会連続になる。
この日のレースで高橋は、28キロ当たりでルーマニアのリディア・シモンと首位争いを する展開になった後、35キロ付近で一気にスパートしてシモンを引き離し、最後は独走してゴールに飛び込んだ。記録は五輪最高の2時間23分14秒だった。日本の山口衛里(27、天満屋)は7位、市橋有里(22、住友VISA)は15位だった。2位にはシモンが入った。3位はケニアのチェプチュンバだった。世界最高記録保持者のロルーペ(ケニア)は入賞できなかった。
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