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【シドニー24日=中前博之】親子二人三脚でメダル獲得の夢はアテネに持ち越された。陸上の男子ハンマー投げの室伏広治選手(25)は決勝で4投目以降に進めず、天を仰いだ。
1投目は79メートル付近まで飛んだが珍しく左に外れてファール。2投目、3投目も勢いがなく、距離が伸び悩んだ。夜から降り出した雨に影響されたのか、投てきサークル内の室伏選手は、さかんに首をひねった。
4投目へ進める上位8人に入るかどうか、残りの選手の投てきを見つめていたが、自分の記録が圏外に落ちると、がっくりと肩を落とした。悔しさに耐えるように顔を下に向けてじっと立ち止まる姿も。しばらくベンチに座っていたが、進めなかった選手たちと共にフィールドを後にした。
同種目での五輪決勝への進出は、父親の重信コーチ(54)以来、24年ぶりだったが、父親同様、メダル獲得はならなかった。
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