 | | 全日本ナショナルチーム強化本部長・太田誠氏 |
太田誠・全日本ナショナルチーム強化本部長 きょうの先発投手・松坂大輔(西武)は立ち上がりが良くなかった。特に、初回に韓国の2番打者に対し、四球を与えてしまったのが痛かった。韓国打線はキューバや米国の時速150キロ級の投手と対戦してきており、松坂の速球を苦にしなかった。しかしその後は気持ちを切り替え、味方の守備にも助けられて1回以外は松坂らしいピッチングをみせてくれた。
日本打線は1回に沖原佳典(NTT東日本)のホームランなどで2点を返し、さらに7回には田口壮(オリックス)のタイムリーで同点に追いついた。延長10回、失策が絡んで韓国に2点勝ち越されたが、田中のタイムリーで1点を返した。最後も良い当たりで野手の間を抜けたかと思ったが、ダブルプレーになってしまった。9回のサヨナラ勝ちのチャンスで足の速い2塁走者の赤星が、ヒットの際に少しスタートが遅れて本塁タッチアウトになってしまったのが残念だ。
24日は予選リーグ最後のキューバ戦だ。試合展開としては、だれが先発投手になったとしても、韓国戦のようなきん差のゲームになるだろう。今大会のキューバは、打撃に戸惑いがみられる。日本はキューバの打撃の欠点を分析しているが、先日キューバと対戦したオランダも分析の効果が出たためかキューバを下した。日本の投手もそうは打たれないだろう。しかし、キューバ側も全力でぶつかってくる。キューバの投手はみな球が速く、時速150キロ級で要警戒だ。
日本は予選リーグで米国、オーストラリア、韓国、キューバの4試合をヤマと考えていたが、これらの試合に限ってみると現段階で1勝2敗。それだけに、どの投手が先発したとしても勝ちたい1戦だ。5点以上とられることはないと思うが、きん差の試合になることも間違いない。先取点をとることがカギとなる。 |