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選手村売ります、「スターの家」人気は上々・シドニースパート(3)
五輪公園から望む選手村。大会後は市民の住宅になる(シドニー)
 「マイケル・ジョンソン選手が泊まった家を購入したいという方はどうぞ」――。役員も含めシドニー五輪に参加する1万5000人が宿泊する選手村に隣接するモデルルームで、米男子陸上のスターを引き合いに出し説明するのはヒュー・マーティンさん(53)。

 選手村の開発を手掛けた民間企業マーバック・レンドリース・ビレッジ・コンソーシアムの社長だ。

 選手村の一戸建て住宅513戸とアパート355戸は五輪終了後、一般に売却するため小部屋の仕切りを取り払うなどの改修が施される。これだけの規模の選手村が民間企業の手によって開発されたのはシドニー大会が初めてだ。

 3LDKの一戸建てが37万―44万豪ドル(約2260万―2680万円)と、周辺相場の3―5割高だが、第1弾として売りに出された410戸のうち、360戸がすでに売約済みとなるほどの人気。

 五輪後に400戸分の販売も始まるが、市民の関心の高さもあって、選手村に隣接するモデルルームは五輪期間中も営業する。

 オーストラリアの景気拡大は五輪効果もあって10年目に突入。シドニーの住宅価格は昨年だけで約14%上昇し、ミニバブルが生じるとの見方もある。その中で、マーティンさんは「選手村住宅は最高の投資先」と、外国から観戦に来る人たちへの売り込みに意欲を燃やしている。

[2000年9月7日/日本経済新聞 夕刊]

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