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強敵相手に燃える松坂・シドニーへ 野球8人のつわもの(1)
 初のプロ、アマ合同で臨む、野球のシドニー五輪日本代表が決まった。プロから派遣される8選手の、意気込みなどを伝えたい。

  • 強敵相手に燃える松坂

    西武の松坂大輔投手
     松坂大輔投手(西武)が、昨年以上の期待を背負うことは間違いない。「去年は予選の代表として光栄でした。今度はいつか出てみたいと思っていた本大会ですからね。もちろん大会に出れば、1番いいメダルを狙う」

     相手が強ければ強いほど、燃える。ライバルの米国、キューバには実力者がずらり。「相手はすべての力が上なので、すごく燃えますね。レベルが高いほど燃えるんですよ」。高校時代から大舞台での強さは定評がある。プレッシャーを自らへの刺激に変換する術を、心得ているのだろう。

     前半戦終了時の防御率は3.90。今季は好不調の波の大きいが、7月8日のダイエー戦から3連勝。好感触は戻りつつあるようだ。「まずはペナントを目いっぱい。そこから気持ちをしっかり切り替えて(シドニーに)臨むつもりです」。血が騒ぐ秋は、すぐそこに近づいている。

  • 田口はマイペース

    オリックスの田口壮外野手
     パ・リーグの首位を争うオリックスのチームリーダーとして、田口壮外野手は毎日の試合に追われている。「今はこっち(ペナントレース)が忙しいから」

     ここまで76試合すべてに先発出場し、打率は2割7分2厘。なかなか本調子になれないが、「調子の浮き沈みはどうしてもある。オリンピックに合わせて上がればいいけど、そのまま入っていくしかない」と、肩の力を抜いて構えている。

     イチローが断ったことで出場の機会がめぐってきた。「イチローが駄目だから、というのは失礼」と話したこともあったが、決まってからは「結果を残してメダルを獲得する」と気持ちを切り替えた。夢にも考えなかったという五輪は今でも「想像もつかない」という。

     プロ野球とは違う短期決戦。「(匹敵するのは)優勝が決まる時か、日本シリーズぐらいか。体が動かなくなるかもしれないね、緊張で」。そう言いながらも顔は笑っていた。ゴールデングラブ3度、ベストナイン一度の31歳。不安ばかりではないようだ。〔共同〕

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