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自慢のスタミナ、夏場に強さ発揮・山口衛里
ホストシティー・マラソンで走る山口 〔著作権:AP.2000〕
 中学ではバレーボール選手、陸上を始めたのは名門の兵庫・西脇工高から。ダイエーに入社したが1年半で退社、マラソンを目指して天満屋に移籍した。

 夏に強いランナーだ。初マラソンの95年夏の北海道で2位。マラソン初優勝も98年北海道。太りやすい体質で、体が絞れる夏マラソンの方が冬より向いているとされてきた。

 日本歴代2位の2時間22分12秒で走って五輪代表に名乗りを上げた昨年11月の東京国際。まずしたいことは、と尋ねられて「あんこが食べたい」と思わず言った。シドニー行きをかけた大1番、かつてない厳しい自己節制が快走を生んだ。

 高橋、市橋が海外で高地トレーニングを積むが、山口はシドニーまでを長野、北海道など国内各地で調整していく。「ボルダーで高地練習をした経験もあるが、自分は高地に順応するのが遅いのでイライラしてストレスがたまった。国内の方が納得いく練習ができると思う」

 4月30日、シドニー本番と同じコースを走るホストシティー・マラソンでは“試走”感覚で2時間36分48秒の2位。スタミナは十分だ。ぐいぐい腕を振って飛び出す自慢の馬力に自信をつけた。

 73年1月14日生まれ、27歳。兵庫県出身。天満屋所属。自己ベストは99年東京国際マラソンでの2時間22分12秒(1位)

[2000年6月7日/日本経済新聞]

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